第三者による外部検査の実施

第三者による外部検査の実施

  • SDGs17の目標 3:すべての人に健康と福祉を
  • SDGs17の目標 12:つくる責任 つかう責任

コロワイドグループでは、”産地から食卓まで”をモットーに「食の安全・安心の提供」に向けた衛生管理体制の強化、維持に努めております。

取り組み

衛生管理体制の強化

2021年6月より完全施行された「HACCP※1に沿った衛生管理」を受け、当社グループでは店舗及び工場において食品安全の確保と衛生管理体制の強化に向けた取り組みを進めてまいりました。店舗では「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」を軸に、衛生管理計画の策定、第三者機関による外部監査の導入、さらに衛生管理状況の定期的な確認を実施しています。
さらに、工場ではサプライチェーン全体の各工程に対して「HACCPに基づく衛生管理」による厳格な管理体制を構築し、食品安全の維持・向上に努めております。
こうした取り組みの成果として、以下の食品安全マネジメント規格の認証を取得しており、グループ全体で「食の安全・安心の提供」を目指した衛生管理体制の強化・維持に努めています。

認証取得状況

事業所・店舗名 取得認証
(株)ジャパンフレッシュ(全工場) FSSC22000※2
(株)コロワイドMD(全工場)
(株)エムワイフーズ(工場)
JFS-B※3
ステーキ宮 戸塚平戸店 JFS規格(フードサービス)※4
シルスマリア 平塚工房 JFS規格(フードサービス)
(株)ハートフルダイニング JFS規格(フードサービス・マルチサイト)※5

※1 HACCP(ハサップ):"Hazard Analysis and Critical Control Point"の略称で、食中毒菌や異物混入などの危害要因を管理して食品安全を確保するために行う衛生管理手法。
※2 FSSC22000:国際的な食品安全マネジメント規格であり、ISO22000を基盤とし、HACCPの考え方を組み込んだ厳格な衛生管理システム。
※3 JFS-B:一般財団法人 食品安全マネジメント協会(以下JFSM)が運営する国内食品安全認証制度の一つ。食品製造・加工業者などを対象に、HACCPに基づく食品安全マネジメントシステムの適合性を、第三者認証機関が審査・認証する。
※4 JFS規格(フードサービス):JFSMが策定した外食・中食・給食などのフードサービス事業者向けの国内認証制度。HACCP制度化への対応をはじめ、店舗・施設ごとの衛生管理のレベル向上と、安全・安心の提供を目的としている。
※5 JFS規格(フードサービス・マルチサイト):JFSMが策定するフードサービス事業者向け認証制度の一つで、複数の事業所・店舗を展開する企業に対応。HACCP制度化に基づく衛生管理を全社的に統一・効率化し、各拠点での運用状況を一括管理する体制の構築を目的としている。

関連リンク

JFS規格とは(JFSM公式サイト)
JFS規格 各種文書・資料(JFSM公式サイト)

検査機能の強化

「食の安全・安心の提供」に向け、食品への異物混入対策に注力しております。
これまでグループの国内全工場に「金属探知異物検出器」または「X線異物検出器」のいずれかの導入を完了。とりわけグループのマーチャンダイジングを統括するコロワイドMDにおいては、主力の神奈川、長浜セントラルキッチンに「金属探知異物検出器」と「X線異物検出器」、更には「食品放射能測定システム」を導入。商品出荷の際は、全商品について「金属探知」または「X線」いずれかの異物検査に合格することを条件とするなど、異物の混入防止に取り組んでおります。また原材料となる野菜などはポジティブリスト制度に基づき「残留農薬」を、輸入品については仕入前段階で個別に独自検査を実施するなど、検査機能の更なる強化に努めております。

衛生管理体制の強化 検査機能の強化