食品ロス・食品リサイクル対策
食品ロス・食品リサイクル対策
取り組み
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食品ロス削減の取り組み
各社店舗では、料理提供における食品ロスを減らすための取り組みを行っております。
かっぱ寿司ではお寿司をレーンに流さず、注文を受けてから調理するフルオーダー方式にすることで、食品ロスが大きく改善されました。
また新たに「切り付けマイスター」制度を導入しており、寿司ネタの切り付けに関する知識・技術を学び、検定に合格することで「マイスター」に認定されます。切り付け技術の向上によりお客様の満足度を高めることはもとより、歩留まり向上による食品ロス低減にも寄与しております。
大戸屋では「もったいないプロジェクト第1弾」として、通常の「しまほっけ定食」に使用できない規格外品”ちょっと小さなしまほっけ”をサイドメニューの「ミニしまほっけの炭火焼き」として活用する取り組みを行いました。また食べきれなかったお料理をお持ち帰りできる体制を作るなど、食品ロス低減に向けた取り組みを実施しております。廃棄物の削減・リサイクル率向上
これまで、コロワイドグループ全工場で食品リサイクル率の向上に取り組み、主力セントラルキッチンである神奈川工場を除いたすべての工場で「リサイクル率100%」を達成しておりました。
2023年11月、神奈川工場において、食材加工過程で排出される食品由来の廃棄物(=食品残渣)をメタン発酵処理し、バイオガス発電による再生可能エネルギーへと転換すると共に、メタン発酵処理後の残渣を建築用のセメント製品としてリサイクルする業務委託フローが実装されたことに伴い、グループの全10工場で「食品リサイクル率100%」を達成しました。
今後も、工場における食品リサイクル率100%を継続できるよう努めて参ります。カット野菜の導入による生ゴミ削減
各店舗に供給される野菜はセントラルキッチン(CK)にて、調理しやすい形状、容量にあらかじめカット、端材の有効活用はもとより、店舗における食品ロスを減らすことに貢献しております。カット工程で発生する残渣(ざんさ)はCKに設置した生ごみ処理機を使って堆肥化、店舗ではカット加工時の残渣を無くすことでグループ全体で生ごみ削減を推進しております。
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SAF製造に向けた廃食用油供給
国内の飲食店や事業を受託している事業所から出る廃食用油を、SAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)※として再資源化することについて、積極的に取り組みを進めております。
※ SAFは、石油などの化石燃料以外を原料とする持続可能な航空燃料であり、従来の航空燃料と比べて原料収集からSAFの製造、燃焼までのライフサイクル全体でCO2排出量を約80%削減することが可能と言われています。